よく「 すぐそこ だから」「近くだから」と、チャイルドシートをつけずに、乗せちゃおうと思ってしまうかもしれません。
そこで見ていただきたいのがこちらです。
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/zero/pdf/zero-q.pdf
リンク先の冒頭の問3を見てみましょう。
【運転開始後、交通事故発生までの所要時間で最も多いのは何分以内でしょうか。】
- 30分以内 ② 30~60分以内 ③ 60~180分以内
答えは
【① 30分以内の事故発生が最多です。自宅・会社等慣れた場所付近で多発しています。】
ど う で し ょ う か ?
「 すぐそこ だから」「近くだから」が全くあてにならない事が
お分かりいただけるかと思います。
20年以上前に、チャイルドシート指導員養成研修会に参加した際、
JAFの方が話していらっしゃいましたが、日常生活の中で自動車ほど
目・耳・手・足をバラバラに同時に使う事はそうないそうです。
※マニュアル車が減ってきたので両足を使う事はそこまでではないですが。
確かに
目【周囲を見ながら】
耳【周囲の音を聞きながら】
手【ハンドルを握り、ウィンカーやワイパーを動かし】
足【アクセル・ブレーキでスピードを調整】
これらを交通状況に合わせて行っています。
徹底的に身体に叩き込んで免許を取得するわけです。
運転の頻度が高い方は、どんどん 慣 れ ていき熟練度が上がっていきます。
しかし、どんなベテランドライバーでも、一度眠ると感覚がリセットされ、その日の運転開始から30分以内は反応速度が落ちるため、運転開始から間もない時間の事故発生率が一番高くなるそうです。
という事で、「 すぐそこ だから」「近くだから」大丈夫だろうではなく、
「かもしれない」と常に考え、チャイルドシートを使ってあげてください。