【安全性を考えるなら、可能な限りの後ろ向き乗車を】

2024年 7月19日 | ブログ

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月齢15ヵ月までは後ろ向きで使用する

 

これは、安全基準R129で定められた最低限のルールです。

日本のメーカーはほとんど触れることはありませんが、

 

ヨーロッパでは

「月齢15ヵ月までの後ろ向き乗車は最低限、安全性を考えるなら、より長く後ろ向きで使用するべし」

という考えが主流になりつつあります。

 

最近発売された新生児から4歳頃までの製品のほとんどが、4歳までの後ろ向きが可能になっています。

 

乳幼児期の頭の重さは、体重の2030%(大人で8~10%位)を占めており、首や骨は大人に比べてまだまだ未熟です。

 

その様な体格で、前向きで乗車させると、前方衝突事故に遭った際、頭が強い力で前方へ投げ出されてしまい、

 

前方衝突事故時1

 

頸椎や脊髄に強い力が掛かり、重篤な傷害を負ってしまうリスクが高まってしまいます。

 

お子様を後ろ向きで乗せることで

 

前方衝突事故時2

 

頭と身体を背中側でしっかりと支え、面で衝撃を吸収分散するため、お子様のダメージを最低限に抑える事が出来ます。

 

車内での後ろ向きと前向きの比較

 

近年、チャイルドシートに乗った4歳未満のお子様が亡くなってしまったり、重体になってしまったりと、非常に痛ましい交通事故が発生しています。

 

いつ・どこで・どのように発生するか分からない交通事故に備え、可能な限り安全に使用してあげてください。 お子様のより良い安全のご参考になれば幸いです。